20220512_014420(1)4/10に食品&酒プロマートワールド(他の商品と一緒に注文したら、別々に送料が計上されていて、不安になりましたが、一緒に梱包できたため、1箱分の790円でした)で2240円で注文して、4/26に到着しました。+F(昭和蔵)製で、2022.3製です。

味はやや淡麗辛口で、ぬる燗だとコクはそこそこありますが、少し苦味や官能的な辛さが気になり、ちょっと期待外れな気がしますが、注ぐ時には少し吟醸香があったのが、燗をつけるとほとんど飛んでしまったので、常温や冷酒の方が良さそうなので、明日以降に試します。
[22.5.13追記]常温だと官能的な辛さはほとんど感じないのですが、苦味はやや強く感じます。
[22.5.14追記]冷酒だとすっきりしますが、やはり少し苦味が気になります。常温が一番好みですが、やはりちょっと好みとは違うなぁ…。2017年時点の醸造総責任者の山中洋祐さんのインタビュー記事を読むと、かつてはもっと甘くて優しい味わいだったらしく、時代に合わせて辛口に変化した結果、月桂冠らしさから離れてしまったのではないかと思います。かつての超特撰を飲んでみたかったなぁ…。
[22.5.19追記]その後は、常温やぬる燗で飲んでいますが、まだ少し苦味や辛さは気になりますが、少しずつ抑えられて来て、味が乗って来た感じがします。こういうことがあるから、日本酒は面白いです。
また、現存する超特撰レギュラーは、菊正宗の「極上」と剣菱の「極上黒松」だけだと思っていましたが、「黒松白鹿」を忘れていました。これらも、機会があれば飲んでみたいと思います。

昭和の頃からの歴史ある商品で、贈答用以外にも高級料亭を中心に、飲食店でも一定の需要があったのですが、コロナ禍で、飲食店での需要が大幅に減少して、贈答用や家庭用だけでは採算が取れなくなったようで、3月をもって終売になってしまいました。後継製品は、飲食店向けは「京山水 特別純米」に統合され、贈答用には、栄養成分表示を見る限りではそれをベースにした「超特撰 特別純米 純金箔入(3月頃から特別純米にリニューアルしていますが、ニュースリリースすら出されず、ひっそりリニューアルした不憫な商品なんですよね…)」に統合されたのですが、贈答用にも純金箔入りではない超特撰も一定の需要があるはずですし、家庭用には純金箔入りではない方が割安なので、松竹梅の「上撰豪快」と「上撰辛口パック」のように、贈答用並びに家庭用として、このラベルデザインを受け継いで「超特撰 特別純米」として発売して欲しいと思います。