ハニービーにしようよ!(3)10.6.23に1点差でHONEY BEE 3に敗れたとはいえ、HONEY BEE 3の次に好きなモデルだったBAUMの従来モデル(以下Standard Barと表記)が、カタログの8月号では掲載されていなかったので、ビックカメラ(いつも迷惑かけてすみません)で「普通のBAUMは終わったのですか?」と聞いたところ、やはりそうだという返事でした。

Premium Barは、中身と形状はStandard Barと全く同じなのですが、メタリック調の塗装(リアパネルは色プラ)をして、高級感を出したモデルです。
ただ、実物は結構安っぽく(パステルカラーの色プラのStandard Barのほうがずっと高級感がある)、そもそもプラスチックにメタリック調の塗装をしたものが嫌いなので、買おうとは全然思えません。

HONEY BEEシリーズが、約1年周期で進化しているので、BAUMも同様に、デザイン・機能の両面を進化させた次期モデルの発売を望んでいたのですが、機能が同じで、デザインはむしろ退化した後継モデルの発売は、非常に悲しいです。

今後、Premium Barの販売終了後でもいいので、Standard Barのコンセプト・基本デザイン・キャラクターを継承して、さらに進化した「BAUM 2」を投入して欲しいです。

(今回も比較した表を改訂しました。続きからどうぞ。)
CA004
(Wikipedia)
W41S
(Wikipedia)
BAUM(Standard Bar)
(Wikipedia)
BAUM(Premium Bar)HONEY BEE 3解説
キャリアauウィルコムこれはどうしようもないことなので、評価から除外します。
形状・デザイン2つ折りで、サイズはやや大きい。ディスプレーが回転するのは、対面している人に見せやすいというメリットもあり、良い。2つ折りだが、手にぴったり収まるサイズで、そういった点では、最も優れている。デザインもまあまあ良く、3色とも人を選ばない感じ。ストレート型で、細くて小さいので、ポケットに収まりやすい。デザイン性も非常に高い。形状自体はまったく同じ。ただ、メタリックカラーが安っぽい。つや消しカラーだからこそのBAUMなのに…。ストレート型で、細くて小さいので、ポケットに収まりやすい。デザイン性は非常に高い。若干ボタンが分かりづらいが、配置や使い勝手はいい。W41Sは「3.5」としたかったのですが、端数切り上げにしました。それぞれに良い点と悪い点がいくつかある印象です。
重量124g119g90g73g当然といえば当然だが、ストレート型の方が明らかに軽いです。
外部メモリーmicroSDMS ProDuomicroSD-汎用性の高いmicroSDがリード。CA004は、電池ケースを開けなければならないわずらわしさから1点減点。メモリースティックは、変換アダプターが必要になるため2点減点。
画面サイズ3.1インチ2.2インチ2.4インチ2インチサイズは、CA004が一歩リードしていますが、他と比べた場合、一回り大きいという程度で、数字ほどの差は実感できないです。
解像度WVGAQVGAWQVGAQVGA解像度は、個人的にはQVGA〜WQVGAあれば十分で、機能面の制約も考えると、WVGAはオーバースペックです。
カメラの画素数809万125万197万31万当然EXILIM携帯のCA004が圧倒的な差ですが、個人的にはBAUMの197万でも、携帯のカメラとしては十分で、HONEY BEE 3の31万も、写メ専用と割り切れば何とかなると思います。
ボタンの操作性×長時間使うことを考えると、最も重視するのがここ。CA004は、全体的にキーが分かりづらい。その上、方向キーがやや大きすぎる上に、ボタンにクリック感がなさ過ぎて、非常に操作しづらい。それ以外の3機種は、直感的で、コンパクトにまとまっていて、操作しやすい。W41Sは、サイズが適度で、非常に操作しやすい。HONEY BEE 3は、ボタンがやや小さいが、比較的押しやすい。BAUMは、方向キーを数秒押し続けると少し痛くなることがあり、2点減点。
OSやメニューの使い勝手×CA004は、慣れていないのも大きいとは思いますが、独特な操作体系で、非常に分かりづらい。メインメニューは、4種類から選択可能だが、どれも帯に短し・襷に長しで、今ひとつな印象。W41Sは、普通に使う上では全く問題がなく、非常に使いやすい。BAUMのメニューは、縦に何項目も並んだものがあり、特にHPの左から2番目は、非常に分かりやすい。HONEY BEE 3のメニューは、縦横に並んだものしかなさそうだが、非常に分かりやすく、デザイン性も高い。
動作の軽さとても重い軽いとても軽いとても軽いCA004は、動作が非常に重く、メニューの切り替えなどに数秒かかることがあり、時々フリーズしかける。他の3機種は、CA004と比べると驚くほど軽く、特にウィルコム2機種は、機能を絞り込んだこともあり、非常にさくさく動作する。
キャラクター(リスモ)リスモBAUM犬無しHONEY BEE完全に好みの問題なのですが、個人的にはHONEY BEEは、業界全体で見ても、最もすばらしい、かわいいキャラクターだと思います。なぜau2種は、同じリスモなのに、大きな差なのかといえば、W41Sは、1号機であり、W41Sのキャラクターであると認められるのですが、CA004の頃には、LISMOが当たり前になっていて、CA004のキャラクターとして認めるのを躊躇してしまうのです。BAUM犬は、好みが分かれると思います。個人的な好みとは、少しずれがあり、HONEY BEE 3と比べて、画面上で使われている場面が少ないので、3点にとどめました。Premium Barは、BAUM犬すら登場しないため1点。
その他待ち受け画面の拡大指定ができず、小さい壁紙を使うと、大きい黒枠が入ってしまい、そういった点の詰めが甘い。4台比較して、ほかに見えた欠点は、デコメに対応していないという位。非常に使い勝手のいい1台。LISMO1号機でもあり、非常に良くできている。スペックも機能性も必要十分で、デザイン性も高い。ただ、ボタンは改善の余地あり。中身はスタンダードとまったく同じ。デザインとキャラクターで5点減点したことで、結果的にW41Sにも劣る結果に…。内部メモリー(約11MB)がやや心細く、スペックや機能性ではもう一歩だが、使い勝手だとか、かわいさではNo.1で、今はこっちを買おうと思っています。スペックではBAUMがリードしていますが、スペック以外はHONEY BEE 3がリードしているので、「4」以降にmicroSDと100万画素以上のカメラが入れば完璧だと思います。
総合評価
(55点満点)
29点45点47点40点48点実際にテストしてみると、HONEY BEE 3が1点差で勝利。ようやく迷いが解けたので、近いうちにHONEY BEE 3やその後継機種を買っちゃうかもしれません。
BAUMがPremium Bar1種になったのは残念。あのデザインじゃあ私は買う気がしない。

評価は、赤:優れている(5点)/オレンジ:そこそこ評価できる(4点)/黒:どちらともいえない・若しくはオーバースペック(3点)/黄土色:良くはないが許容範囲(2点)/青:許容範囲を逸脱する低レベル・若しくは機能自体がない(1点)です。

KEITAI_HYO100802p